September 11, 2012
インソールとかアートとか… 札幌にて
今回札幌に帰省した目的がもうひとつ。
わたくしゴトですが、今シーズンに向けてブーツを新調したので インソールも作ってみようと思った訳です。
ナゼわざわざ札幌で?
実は学生の頃のスキーの先輩がスキーブーツのチューンナップショップをしてしておりまして、前から気になってはいたのですが、なかなかタイミングが合わずに行く機会を逃していました。
今シーズンはブーツを新調したので、せっかくなら足型に合わせたインソールを入れたかったので、事前に予約を入れてお店に伺ってみました。
場所は札幌藻岩山のロープウェー乗り場に近い住宅街にあります。
藻岩山の麓にあるので名前は「モイワ山荘」(定かではない)。
店内にはメインのスキーブーツの他にも、ゴルフ、ランニング、トレッキング、ウォーキングシューズが沢山並んでます。そして壁側にはインソールを作るための専用機械や身体のバランスを測るための機械、スキーブーツをチューンナップ機械などがところ狭しと並んでます。
残念ながらスノーボードブーツは扱っていません。。。
店長の富樫さんは長年に渡って「LANGE」というスキーブーツの営業をしたり、カスタム・インソールの「SIDAS(シダス)」の販売と販促を担当していました。
2006年にモイワ山荘を立ち上げて札幌のコアなスキーヤーの間では有名なショップです。
予約制で時間も限られているので、早速インソール作りスタート。
とはいかず、まずは立った姿勢で足裏の荷重の状態を調べます。
写真の色が濃い部分が荷重がかかっている場所。
右足がかなり外反していて、左足はやや内側 。
さらに右足のサイズが大きく、土踏まずのアーチが高いために甲も高くなっている。
この場合
足が疲れてくる → 右足の土踏まずのアーチが潰れてくる → 左右のバランスが崩れて骨盤が歪んでくる → 右腰が常に引っ張られるため緊張した状態が続く → 腰痛になる
緊張がマックスの状態のときに衝撃が加わると、筋肉が耐え切れずに「ギックリ腰」になることがあるようだ。過去に3回ギックリ腰になっているけど、3回とも右側だった。
同じ箇所を痛めるのはそういう原因があったんだなぁと納得。
足と荷重の状態が分かったところでシダスの専用マシーンで足型を取ります。
柔らかい袋の上に乗ると足が沈み込んで自分の足型になります。
沈み込んだところで袋の中のエアーを抜くと硬化して足型が固定される。
僕の場合は右寄りに重心が行きがちなので、右に行き過ぎないように慎重に乗っかりました。
踵と拇指球のところがクッキリ凹んでイイ感じです。
次にこの足型の上に暖めたインソールを乗せて、その上から自分の足を乗せます。
作った足型と自分の体重でインソールをサンドイッチしている状態です。
インソールに型が付くまで10分ほどですが、土踏まずのアーチを作るために爪先を上げていなければならないので、足の指先がプルプルしてきます。良いインソールを作るためにはガマンも必要だ…
そうして出来上がったのがコチラ↓
ちなみに、僕の場合は左右の荷重バランスが違うので、左右の形状が違うインソールを使用したそうです。富樫さん曰く「いい出来です!」
この後インナーブーツの形状に合わせてインソールをカット → 踵と土踏まずの裏側に隙間が出来ないようにクッション性のある素材を貼り付ける → さらに余計な部分をグラインダーで削りながらインナーブーツにフィットさせる。これでようやく完成です。
ここまで所要時間は約1時間。プロの仕事はさすがにお見事でした。
インソールでスノーボードが上手くなるわけではないけど、疲れを軽くしたりケガの予防が目的なので、今シーズンの雪山が楽しみです。
僕がオーダーしたインソールはハイクアップしたりということも考慮して、楽に歩行ができるように少し柔らかめで踵にクッションが付いたタイプを選んでくれました。
滑りのスタイルによって硬さやパーツの組合せが違うようなので、料金にも多少の幅がありそうです。
ちなみに今回は18,000円でした。
以前スキーをしていた頃に同じブランドのインソールを使用していたので効果は分かっているつもりでしたが、10年ほどの間に種類も豊富になり技術も進化していました。
個人的にはサーモインナーよりも重要ではないかと思います。
【お問合せ先】
モイワ山荘
札幌市中央区南13条西23丁目5-15
わたくしゴトですが、今シーズンに向けてブーツを新調したので インソールも作ってみようと思った訳です。
ナゼわざわざ札幌で?
実は学生の頃のスキーの先輩がスキーブーツのチューンナップショップをしてしておりまして、前から気になってはいたのですが、なかなかタイミングが合わずに行く機会を逃していました。
今シーズンはブーツを新調したので、せっかくなら足型に合わせたインソールを入れたかったので、事前に予約を入れてお店に伺ってみました。
場所は札幌藻岩山のロープウェー乗り場に近い住宅街にあります。
藻岩山の麓にあるので名前は「モイワ山荘」(定かではない)。
店内にはメインのスキーブーツの他にも、ゴルフ、ランニング、トレッキング、ウォーキングシューズが沢山並んでます。そして壁側にはインソールを作るための専用機械や身体のバランスを測るための機械、スキーブーツをチューンナップ機械などがところ狭しと並んでます。
残念ながらスノーボードブーツは扱っていません。。。
店長の富樫さんは長年に渡って「LANGE」というスキーブーツの営業をしたり、カスタム・インソールの「SIDAS(シダス)」の販売と販促を担当していました。
2006年にモイワ山荘を立ち上げて札幌のコアなスキーヤーの間では有名なショップです。
予約制で時間も限られているので、早速インソール作りスタート。
とはいかず、まずは立った姿勢で足裏の荷重の状態を調べます。
写真の色が濃い部分が荷重がかかっている場所。
右足がかなり外反していて、左足はやや内側 。
さらに右足のサイズが大きく、土踏まずのアーチが高いために甲も高くなっている。
この場合
足が疲れてくる → 右足の土踏まずのアーチが潰れてくる → 左右のバランスが崩れて骨盤が歪んでくる → 右腰が常に引っ張られるため緊張した状態が続く → 腰痛になる
緊張がマックスの状態のときに衝撃が加わると、筋肉が耐え切れずに「ギックリ腰」になることがあるようだ。過去に3回ギックリ腰になっているけど、3回とも右側だった。
同じ箇所を痛めるのはそういう原因があったんだなぁと納得。
足と荷重の状態が分かったところでシダスの専用マシーンで足型を取ります。
柔らかい袋の上に乗ると足が沈み込んで自分の足型になります。
沈み込んだところで袋の中のエアーを抜くと硬化して足型が固定される。
僕の場合は右寄りに重心が行きがちなので、右に行き過ぎないように慎重に乗っかりました。
踵と拇指球のところがクッキリ凹んでイイ感じです。
次にこの足型の上に暖めたインソールを乗せて、その上から自分の足を乗せます。
作った足型と自分の体重でインソールをサンドイッチしている状態です。
インソールに型が付くまで10分ほどですが、土踏まずのアーチを作るために爪先を上げていなければならないので、足の指先がプルプルしてきます。良いインソールを作るためにはガマンも必要だ…
そうして出来上がったのがコチラ↓
ちなみに、僕の場合は左右の荷重バランスが違うので、左右の形状が違うインソールを使用したそうです。富樫さん曰く「いい出来です!」
この後インナーブーツの形状に合わせてインソールをカット → 踵と土踏まずの裏側に隙間が出来ないようにクッション性のある素材を貼り付ける → さらに余計な部分をグラインダーで削りながらインナーブーツにフィットさせる。これでようやく完成です。
ここまで所要時間は約1時間。プロの仕事はさすがにお見事でした。
インソールでスノーボードが上手くなるわけではないけど、疲れを軽くしたりケガの予防が目的なので、今シーズンの雪山が楽しみです。
僕がオーダーしたインソールはハイクアップしたりということも考慮して、楽に歩行ができるように少し柔らかめで踵にクッションが付いたタイプを選んでくれました。
滑りのスタイルによって硬さやパーツの組合せが違うようなので、料金にも多少の幅がありそうです。
ちなみに今回は18,000円でした。
以前スキーをしていた頃に同じブランドのインソールを使用していたので効果は分かっているつもりでしたが、10年ほどの間に種類も豊富になり技術も進化していました。
個人的にはサーモインナーよりも重要ではないかと思います。
【お問合せ先】
モイワ山荘
札幌市中央区南13条西23丁目5-15
TEL 011-374-1717
URL http://creative.sapporostudio.co.jp/moiwa/
インソールを作り終わったところで札幌のP.RHYTHM取扱いショップのTRIAL手稲山店へご挨拶。
今時期はスケート一色の店内ですが、店内のモニターではスノーボードの映像が流れてました。
スケートのグラフィックもアートですが、アートな作品も販売しています。
店長のミヤちゃんとアレコレ話しをしているうちに、近々サンプルを展示していただくことになりました。詳しい日程が決まり次第このブログでお知らせします。
暑いアツいと言いながら、気が付けば9月も半分過ぎてしまいました。
シーズンが待ち遠しいですね〜
12/13モデルの入荷予定ももうすぐお知らせできる予定です。
お待たせして申し訳ありません。
あッ、ホームページの更新も急ぎます(汗)
URL http://creative.sapporostudio.co.jp/moiwa/
インソールを作り終わったところで札幌のP.RHYTHM取扱いショップのTRIAL手稲山店へご挨拶。
今時期はスケート一色の店内ですが、店内のモニターではスノーボードの映像が流れてました。
スケートのグラフィックもアートですが、アートな作品も販売しています。
店長のミヤちゃんとアレコレ話しをしているうちに、近々サンプルを展示していただくことになりました。詳しい日程が決まり次第このブログでお知らせします。
暑いアツいと言いながら、気が付けば9月も半分過ぎてしまいました。
シーズンが待ち遠しいですね〜
12/13モデルの入荷予定ももうすぐお知らせできる予定です。
お待たせして申し訳ありません。
あッ、ホームページの更新も急ぎます(汗)