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November 12, 2018

Manufaucturing Process of P.RHYTHM 18/19


長らくお待たせしていましたが、18/19ニューモデルがようやく来週からデリバリを開始します。
今シーズンのアウターウェアはベトナムで生産を行っていますが、先日工場に製品の進行状況と出来上がりの確認に行ってきましたので、レポートを兼ねて18/19モデルの改良したところをご紹介します。

POLARTECR NeoShellR(ネオシェル)をアウターウェア全モデルに採用するということが18/19モデルのフォーカスポイントですが、実は18/19モデルの生産にあたって、2つの大きな課題に取り組みました。
と言っても見てすぐに分かるようなデザインなどではありません。

1つ目は “縫製方法の改善” と、2つ目は “シームテープ加工の改善” です。

まずひとつ目の “縫製方法” からご説明します。
P.RHYTHMのウェアは下の写真のように「縫い目が表に出ない」縫製方法をできる限り採用しています(縫い目が見える通常の縫製をしている箇所もあります)。
縫い目が正面に出ていると、生地が擦れたり、引っ掛けたときに糸がほつれてしまうため、ほつれる可能性が低いこの縫製方法を採用しています。
しかしながら、この縫製は一般的な生地を重ねて縫い合わせる縫製方法と比較すると強度が低いのが弱点です。
この縫製方法で強度を上げるためには、狭い範囲により多くの針穴をあけて、より多くの糸で生地を縫い合わせなければなりません。
実はこの「より針穴を多くする」という作業は技術的に非常に難しものになります。
ミシンのスピードを遅くして、なおかつ針穴が狭くなりすぎないように慎重に作業しなければならないからです。
さらにミシンのスピードを遅くするということは作業効率も悪くなり、工場にとっては生産性も落ちてしまうため、なかなか受け入れてもらうことができませんでした。


これまで数シーズンに渡って交渉してきた結果、今期モデルから針穴(専門用語では運針といいますが)を多くすることができました。
3cmの距離に対してたった2針多くなるだけですが、つくり手にとっては大きな進歩といえます。
ちなみにアウトドアのトップブランドはさらに3〜4針多く縫い合わせています。

01-Stitch

02-Sawing

03-Sawing

2つ目はシームテープ加工の改善です。

これまでP.RHYTHMの製品にはすべて2cm巾のテープを使用していました。
シームテープの巾はその他に15mm、12mm、一番細いのは8mmを採用しているアウトドアブランドがあります。
シームテープ加工をしている部分は耐水性と透湿性が落ちてしまうため、アウトドアの世界では細ければ細いほど良いとされています。その理由はメインファブリックに耐水圧と透湿性が高い生地を採用しているのに、シームテープの面積が大きいほど製品の性能を損なってしまうからです。
しかしながらシームテープを細くするためには、高い加工技術が必要です。
テープが細くなればなるほど、貼り付けつける作業は難しくなり、ミスも多くなるからです。
加工する機械は数値化されてはいますが、素材や気温・湿度、加工する際の圧力や時間など、技術と経験が必要な作業です。

P.RHYTHM 18/19モデルでは、できる限り15mmのテープを採用しています。
ただし強度が必要な箇所には20mmのテープを使用しています。


04-SeamTape

05-SeamTape

数年前から通常の縫製の他に、圧着加工をしている箇所が多くなっていますが、1箇所ごとに10秒前ほど熱と圧力をかけて接着し、その後10秒ほど冷やす必要があるため、縫製するよりもはるかに時間がかかってしまいます。
06-Laminate

下の写真はレーザーで生地を裁断する装置。
フードのコードストッパーに採用している Cohaesive のパーツを取り付ける生地をレーザーでくり抜いているところです。

07-LesarMacine

裁断されたパーツをチェックしているところ。
08-Cut

製品ができあがり、最後の検品を待っているところ。
検品が終わると下げ札を取り付け包装されていきます。

09-Inspection

工場内には耐水圧と漏水を測る装置も備えています。
11-WP-TestMacine

10-Line

工場の規模は大きくはありませんが、若いスタップが多く非常に勤勉で、良いものを作ろうとする意欲が溢れていたのが印象的でした。
作業風景をショートムービーにまとめましたので、ぜひ御覧ください。



18/19モデルは11月20日から11月27日頃に全国の取扱ディーラーに納品される予定です。

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July 26, 2018

P.RHYTHMのウェアは自宅で洗えます

暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?

シーズンが終わってから、ディーラーさんやユーザーのみなさまからウェアのメンテナンスについての問い合わせが増えてきましたので、ウェアのメンテナンス方法についてご説明させていただきたいと思います。

「スノーボードウェアって自宅で洗濯しても大丈夫なんですか?」という質問を良く受けますが、もちろん大丈夫です。
むしろ P.RHYTHMのウェアはご自分で洗濯する ことをおすすめしています。

ウェアを長持ちさせるためには「汚れを落とす=洗う」ことが何よりも重要です。
これから洗濯方法について順を追ってご説明していきます。
  1. 洗濯する前の注意事項
  2. 使用する洗剤は?
  3. 洗濯モードは?
  4. 干し方は?
  5. 乾燥機は使用する?
  6. 撥水剤は?
  7. 何日使ったら洗濯するの?
  8. 保管方法は?

【1. 洗濯する前の注意事項】
まず洗濯する前に
以下の項目を必ずチェックしてしてください。
ファスナーが開いていたりマジックテープが付いていない状態で洗濯してしまうと、ウェアが破損したりダメージを受けることがありますのでご注意ください。
  • ポケットの中に何も入っていないことを確認してください。
  • ファスナーはすべて閉めておく
  • マジックテープは付けた状態にしておく
  • ボタン
  • ドローコード類は締め付けた状態から戻しておく

【2. 使用する洗剤は?】

洗剤は液体の中性洗剤をご使用ください。
粉末の洗剤を使用すると洗剤のカスが付着してしまうことがあり、ウェアの機能を損なう原因になります。
おすすめはアウトドアショップなどで販売されている「透湿防水素材用」の洗剤ですが、 NIKWAX と GRANGERS は特に実績もあり信頼性が高い製品です。
また個人的に使用しているのが「がんこ本舗」さんという国産のメーカーが販売している「海へ」という洗剤です。
汚れを生分解するため細かい汚れまで落ちて、尚且環境へもやさしいのが特徴です。
最近は「海へ」に改良を加えて KOSSYMIXブランド から発売されている「N10 Liquid sorp」という洗剤も使用しています。

1洗剤
左:NIKWAX テックウォッシュ / 右:KOSSYMIX N10 Liquid sorp

【3. 洗濯モードは?】
そして実際に洗濯する工程に入ります。
基本的には「手洗い」を推奨していますが、洗濯機の使用も可能です。
以下は洗濯機を使用した場合の洗濯方法になります。
  • 洗濯機を使用する場合は「手洗いモード」が「一番弱い水流」を選択してください。
  • 水の温度は30℃程度のぬるま湯か、30℃以下の水。温かいお湯は使用不可です。
  • すすぎは十分に行ってください(2〜3回程度)。
  • 脱水は水気を飛ばす程度にして、長時間使用しないようにしてください。
注)すすぎ、脱水の直後に乾燥機を使用すると、シームテープや接着箇所が剥がれてしまう可能性がありますので、この段階 で乾燥機は使用しないでください。

2洗濯機投入
15日ほど使用したウェアを洗濯機に入れたところ

3洗濯機設定
洗濯機の設定(手洗いモードのメニューが無いため、一番弱い水流に設定)

【4. 干し方は?】
長時間太陽の光が当たる場所に干すのは避けてください。生地が劣化したり変色してしまう場合がありますので、ご注意ください。
  • 軽く脱水を行った後に形を整えて「陰干し(できれば平干し)」してください。
  • 水気が完全に無くなるまで乾燥させてください。
4陰干し
写真は陰干しではありませんが、できれば平置きの陰干しを推奨


【5. 乾燥機は使用する?】
陰干しして完全に水気が無くなってから、乾燥機(
15〜20分程度)にかけてください。
乾燥機を使用するのは、乾燥させるためというよりは「撥水効果を復活させるため」です。

新品の状態の生地表面にはフッ素樹脂を蒸着させた「撥水加工」が施されています。
ウェアが汚れると、汚れが撥水加工の上やすき間に入り込んでしまい、撥水加工が押しつぶされた状態になっています。
押しつぶされた撥水加工(フッ素樹脂)を元の状態に戻すためには、熱を加えることが最も効果的です。

アイロンを使用しても熱を加えるという効果はありますが、かけ方によってムラができる可能性があります。
効率よく均一に仕上げるためには、
乾燥機を使用するのがおすすめです。

5乾燥機
写真はコインランドリーの乾燥機にかけているいるところ。
時間の目安は15〜20分程度。


【6. 撥水剤は?】
ウェアが新しいうちは上記の工程で洗濯(すすぎ、陰干し、乾燥機) を行うと、完全に新品の状態までは戻りませんが、ある程度までは撥水効果が復活します。
P.RHYTHMのウェアは30回洗濯後で初期の撥水機能の70%を維持する「超撥水加工」を施しています。
使用するコンディションや汚れ・生地表面のダメージの度合いにもよりますが、洗濯回数が10〜15回程度あれば撥水剤は不要です。
何回か洗濯して撥水しなくなった場合に、撥水剤をご使用ください。
尚、撥水剤は上記のおすすめした洗剤と同じ ブランドのものをご使用ください。
7洗濯後の撥水1
乾燥機から出してあら熱をとってから、水道水をかけて撥水状態をチェック。


8洗濯後の撥水8
拡大すると、水滴がきれいな丸になって撥水が復活しています。

9洗濯後の撥水-ALPHA
POLARTECR ALPHA を使用した ALPHA HOOD ZIP JACKET も同じ方法で洗濯しました。
写真の通り撥水機能を維持しています。

【7. 何日使ったら洗濯するの?】
汚れや使用したコンディションにもよりますが、10日くらい使用したら洗濯してください。
湿った雪や雨・みぞれには汚れが多く含まれていますので、このようなコンディションにあたった場合は撥水機能が低下していまうことがあります。
水を弾かないと感じたときは、早めのタイミングで洗濯することをおすすめします。


【8. 保管方法は?】
風通しの良い場所に、ハンガーにかけた状態で保管することをおすすめします。
折りたたんだで保管していると、生地表面の撥水加工が押しつぶされた状態になってしまうため、撥水機能が低下してしまうことがあります。
折りたたんで保管していた場合は、使用する前に1週間程度ハンガーにかけておいてからご使用ください。
新品のウェアもビニール袋から出してハンガーに数日かけておいてから使用するのがおすすめです。


スノーボードは自分でワックスかけるけど、ウェアはクリニング屋さんに出していたという人が多いのではないかと思いますが、ウェアも自分で洗ってみると不思議なことに今まで以上に愛着がわいてきます。
きれいな状態に保つことで、ウェアの機能を維持することができ、結果的に長持ちさせることにつながります。

この機会に是非、ご自宅で洗濯に挑戦してみてください。

PS. ご紹介した洗濯方法は P.RHYTHM outerwear の製品のみに該当するものになります。他メーカーの製品のクリーニング・メンテナンス方法につきましては、各メーカーにお問い合わせください。

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November 01, 2017

17/18モデルの入荷はもうすぐ

月がかわって今日から11月に入りました。
「P.RHYTHMのニューモデルはまだ入荷しないか〜?」
というお問合せもいただいておりますが、ようやく入荷予定をお知らせすることができます。

今週末に海外の工場から船積みされて、今月の14〜15日頃から全国のディーラーさんに向けて出荷いたします。
その週末には店頭にお目見えすると思います。
(POWER WOOL GRID ベースレイヤー、POWER STRETCH PRO ミッドレイヤーアイテムにつきましては、11月下旬の出荷予定となります。)

17/18モデルのP.RHYTHMは、今期から縫製工場を中国から台湾に変更しています。
今までよりも規模が小さい工場になりましたが、全体的に目が行き届くようになり、各工程においてより丁寧に仕事をしています。

以下の写真は9月と10月初旬に工場の打合せと検品に行ったときに撮影したものです。
縫製はもちろんのこと、細かい部分も仕上がりが良くなっていました。

ご予約いただいている皆さまにはご迷惑をお掛けしておりますが、しばしお待ちいただきますようお願いいたします。


1718PRM-Factory2
先日工場で仕上がりをチェックした「COURSE GUY JACKET」
17/18モデルではCOHAESIVERパーツ(コードストッパー:写真左側)の取付け位置を変更しています。 


1718PRM-Factory1
各アイテムごとの注意事項を確認しながら、パーツごとに縫製しています。

1718PRM-Factory3
大きなパーツも圧着加工できる専用の装置。

1718PRM-Factory4
COHAESIVER パーツを取り付けるための専用器具と加工機械。

1718PRM-Factory5
シームテープ加工は細かい部分はルーペを見ながら慎重に作業します。
POLARTEC NeoShell を使用している3モデルは、いくつかテストした中から新しいタイプのシームテープを採用しています。


1718PRM-Factory6
生地を裁断する際に型紙をチェックしているところ。

1718PRM-Factory7
高品質の製品を生み出すためには当然のことですが、備品やパーツもきれいに整理整頓されいます。

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February 24, 2017

17/18 New Model 展示会が始まります


1718_Info-web

先週横浜で開催されたインタースタイルで17/18ニューモデルを発表させていただきましたが、早くも今週末から各地のイベントや取扱いディーラー主催の展示会でニューモデルのサンプルを展示する予定です。
スケジュールは随時アップしていく予定です。

まずは今週末に峰の原高原で開催される「ON SNOW JAM 2017」です。
過去2回は平日の開催でしたが、3回目を迎える今回は初めて週末の開催となりました。
参加するブランドも増え、試乗会はもちろんのこと特設会場でのスノースケートセッション、夜の交流イベントでのライブ、ムービーの上映会などなど、盛り沢山のイベントになりそうです。
明日は現地でお待ちしております。

ON-SNOW-JAM-2017

日時:2/25(土) ‒ 2.26(日) 10:00 ‒ 16:00
場所:峰の原高原スキー場
オフィシャルサイト:http://onsnowjam.net/

【参加ブランド】
  • GREEN LAB.
  • PRANA PUNKS
  • Outflow
  • Lade Clothing
  • Mountain Surf
  • ARETH
  • P.RHYTHM outerwear
  • 241
  • playdesign
  • Stone-d
  • Mount Ski-Poles
  • KEEN footwear
  • HIMARAK gloves
  • spectator
  • Squampton snowskate and...
【イベント・タイムテーブル】
2/25(土)ON SNOW JAM NIGHT
17:00〜 ムービー上映会
・RIDERS LINE / okakencinema
・FREE FOOT JAM / Yone film
18:00〜 “Saki and The Factor” Music Live
19:00〜 “The Fighting Farmers with ZEHI” Music Live
2/26(日) 13:00〜14:00 SNOW SKATE JAM SESSION 

↓コチラが昨年の様子です



そして取扱いディーラーさんの展示会のスタートを切るのは四国のウェンズデーさんです。
XS〜Lサイズまで試着できますので、是非この機会に足を運んでチェックしてみてください。

☆wednesday(香川県高松市)
開催期間:2/25(土)〜 2/26(日)
TEL 087 869 2385


週明けには17/18モデルの全アイテムの画像をFACEBOOKページにアップする予定ですので、しばしお待ちください。
Interstyle2017-20170214

・P.RHYTHM outerwear フェイスブックページ:https://www.facebook.com/P.RHYTHM/




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February 21, 2016

2016/2017 New Model



2月16日〜18日にパシフィコ横浜で開催されたインタースタイルで、2016/2017ニューモデルを発表いたしました。
お忙しいなか多くの方々に会場に足をお運びいただきまして、誠にありがとございました。あらためてお礼申し上げます。

P.RHYTHM outerwear は15/16モデルではメインファブリックを変更しましたが、デザイン・仕様は大きな変更をすることなく、細かいディテールを修正しながら9シーズン続けてきました。
そういう意味では来期の16/17モデルは目に見えるデザインや仕様変更が多いかもしれません。

POLARTEC NeoShell(ネオ・シェル)を採用している「PEAK シリーズ」は新色を2色追加し、ベーシックラインでは COURSE GUY JACKET、YOTEI PANTS、P.ULLOVER、LAUGH PANTS、をリニューアルしています。
ジャケットのフードに使用するコードロッカーには新たに「Cohaesive 」のコンポーネントを採用し、インサレーションアイテムには「POLARTEC ALPHA」という新素材を採用しています。
また16/17モデル限定で価格を抑えたサプライズなモデルもリリースします。

プロダクトの詳細につきましては、各取扱いディーラーまでお問合せください。


また、16/17モデルの画像とディーラー用に配布したワークブックのデータをオフィシャルサイトとFacebookページに掲載しております。以下のリンクをチェックしてみてください。

★16/17 New Model Workbook
PDFデータをダウンロードできます → P.RHYTHM Official Site

★16/17 New Model ラインナップ画像
全カラーの画像を掲載しています → P.RHYTHM Facebook Page

※16/17ニューモデルの情報は2016年2月時点のものです。デザイン・カラー・仕様・価格は予告なく変更する場合がございますので、予めご了承ください。





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January 15, 2016

PRIMALOFT ZIP JCKET & CROPPED PANTS

先週あたりから待望の冬将軍がやってきてくれたおかげで、ようやく本格的にシーズンインですね。
来週にかけてこの冬一番の寒波が来るようですが寒さもいっそう厳しくなるので、山やスキー場では万全な防寒対策が必要になりそうです。

ということで、寒さ対策にインサレーション(中綿)を使用したアイテムをレイヤリングに加えることをオススメします。P.RHYTHM も数年前からプリマロフトを中綿に使用したインサレーション製品をリリースしています。
プリマロフト製品はジップアップジャケットと7分丈のクロップド・パンツの2アイテムです。
14/15シーズンからデザイン・機能等の仕様は継続していますので細かい説明は以前ご紹介したブログを参照していただくとして、今回はプリマロフトについてご説明したいと思います。

[プリマロフトとは?]
プリマロフトは1980年代初頭、スペースシャトルの断熱材の製造などを手がけていた米国アルバニー社(Albany International Corp.)によって開発されました。その後、2012年に同社から独立したプリマロフト社がプリマロフト事業を担い、現在に至ります。2014年秋冬からは、全世界でブランドロゴや展開商品名を統一し、ブランドイメージをグローバルに展開しています。
1980年代当時、アメリカ軍では、寝袋やジャケットの中綿に天然のダウンを使用していましたが、雪山や雨天での過酷な野営では保温性が低下することから、アルバニー社に素材開発を要請しました。そこで、天然のダウンの特性である高い保温性と柔軟性に加え、雪や雨に耐え得る撥水性(水分が中綿まで入り込むようなことがあっても、水分をはじき常にドライな状態を維持)を兼ね備えた素材として開発されたのが、「プリマロフト」です。当初はアメリカ軍において、寒冷地用防寒具として使用されていましたが、現在ではその高い保温性と柔軟性が評価され、高級グースダウンの代替素材として、寝袋、寝具のみならず、有名スポーツブランドや高級アパレルブランドのダウンジャケットなどさまざまな分野で採用されています。

プリマロフト・ゴールド / PRIMALOFT GOLD
P.RHYTHMが昨シーズンから採用している “PRIMALOFT GOLD” インサレーションは、プリマロフトの中でも最新の素材のひとつで、撥水ポリエステル製マイクロファイバー短繊維を使用しています。ソフトで圧縮性が高く、最高の保温性を持つ中綿です。
軽量でやわらかく通気性があり、何より濡れても保温性が変わらないというのがこの素材の特徴です。


パーテックス・マイクロライト / PERTEX MICROLIGHT
インサレーション・アイテムは中綿の機能・性能が重要なのはもちろんですが、中綿の性能を充分に発揮させるためには中綿と同じくらい表地にどんな素材を使用するかも重要なポイントです。なぜなら同じ中綿を使っていても、表地が違えばウェアの性能は変わってしまうからです。
P.RHYTHMのインサレーションアイテムには “PERTEX MICROLIGHT” を使用しています。
20デニールの高強力ナイロン糸を高密度で織り込んで作られており、防風性、撥水性と並んで耐久性にも優れている。
さらにナイロン100%でも伸縮するメカニカル・ストレッチに加え、生地表面には耐久撥水加工(DWR)を施しているため、動きやすく小雪程度なら水がしみ込むこともありません。


[製品情報]
昨シーズンモデルから機能・仕様は継続ですが、15/16モデルはベースカラーをブラックに、ロゴのカラーをライトブルーに変更しています。

1) PRIMALOFT ZIP JACKET
Style No. PRM-16333
Size:S, M, L (Unisex)
Color:BLACK ※1カラーのみ
Price:\27,000+TAX
PRM-16333-05


2) PRIMALOFT CROPPED PANTS
Style No. PRM-16434
Size:S, M, L (Unisex)
Color:BLACK ※1カラーのみ
Price:\13,000+TAX
PRM-16434-03

 
製品の詳細につきましては、オフィシャルサイトを参照ください。
Official Site → prhythmouterwear.com

パワーウール製品はP.RHYTHM取扱いディーラーの中でも一部店舗のみ販売を行っております。
取扱いがない店舗もございますので、予めご了承ください。
またお住まいの近くに店舗がない場合はダイレクトショップでも販売を行っております
Direct Shop → http://prhythm-store.net/ 
 


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January 13, 2016

ミッドレイヤーも POLARTEC POWER-GRID にリニューアル

先日パワーウールの情報をアップしましたが、15/16モデルではミッドレイヤーもリニューアルしました。
昨年も米国ポーラーテック社の素材を採用していましたが、昨シーズンの “パワー・ドライ”から “パワー・グリッド”という素材に変更しています。

Power-Grid_Illust

“パワー・グリッド(POWER-GRID)” という名称がイマイチ馴染みがうすいのですが、2014年まではポーラテックの製品群の中では “パワー・ストレッチ・プロ” にカテゴリーされていました。
P.RHYTHMが今期モデルのためにチョイスしたアイテムは裏面(肌に触れる面)がグリッド(格子)状なっていますが、裏面がグリッドのタイプは2015SSシーズンから「POWER GRID」というカテゴリーに変更になっています。

“パワース・トレッチ” といえば、優れた保温性と伸縮性からミッドレイヤーとして国内外で絶大な人気を博している素材です。
この素材は身体を包み込むように4方向にストレッチし、通気性に優れ、やわらかく暖かいのが特徴です。
そして“パワー・グリッド” は2種類の表面を持つポーラテック独自の構造をしています。

[POWER-GRID 表面(フラット)]
PRM-16304-06
P.RHYTHMが採用するパワー・グリッドは、ポリエステルにナイロンを47%混紡しているため、一般的なフリース素材と比較すると耐久性・耐摩耗性・耐ピリング性が非常に優れています。また伸縮素材のスパンデックスを19%混紡することにより、伸縮性を高めています。さらに生地表面がフラットなため生地自体の滑りがよく、他の素材と重ね着(レイヤリング)しても、引っかかりがなくスムースに動くことができます。

[POWER-GRID 裏面(グリッド)]
PRM-16304-07
裏面はポーラテック社が特許を取得した特殊な “グリッド(格子)” 状の構造になっています。
グリッド状の特徴は、肌に接するタッチポイントから素早く汗を吸湿して、表面に素早く拡散することです。また細かいグリッドのすき間に空気層ができるため、速乾性と保温性を高めることができます。

この素材は231g/m2という厚さですが、驚くことに1枚の生地作りあげるために60種類以上の太さが異なる糸を編み込まれています。 決して他では真似できない高度な技術であり、ポーラテックだけが提供できる性能といます。 

[実際の着用感]
とにかく柔らかい、よく伸びる、あたたかい、本当に着心地が良い。
ミッドレイヤーとしてはやや薄手のため、重さもまったく気になりません。
ただし、厳冬期はベースレイヤーとこの素材を着ただけでは寒いので、インサレーションが必要になることがあると思います。
肌に触れる裏面はグリッド状になっているおかげでベタつきや汗戻りもないため、気温が高くなる春先にはインナーはこのパワーグリッド1枚だけでも対応可能です。シーズン中は長期間使用できる便利なアイテムとして活躍してくれるのではないかと思います。


[製品情報]
1) POWER-GRID NECKWARM L/S
Style No. PRM-16304
Size:XSw(Women's), M, L
Color:BLACK ※1カラーのみ
Price:18,000+TAX
PRM-16304-01

※首まわりはネックウォーマーとして使用することができる。ネックウォーマーとして使用しない場合は、内側に折返してタートルネック風に。

2) POWER-GRID HOODY
Style No. PRM-16305
Size:XSw(Women's), M, L
Color:BLACK ※1カラーのみ
Price:20,000+TAX
PRM-16305-01
※フードがバラクラバの形状のミッドレイヤー

3) POWER-GRID PANTS
Style No. PRM-16406
Size:XSw(Women's), M, L
Color:BLACK ※1カラーのみ
Price:13,000+TAX
PRM-16406-01

※股下はブーツやソックスに干渉しない8分丈 


 
製品の詳細につきましては、オフィシャルサイトを参照ください。
Official Site → prhythmouterwear.com

パワーウール製品はP.RHYTHM取扱いディーラーの中でも一部店舗のみ販売を行っております。
取扱いがない店舗もございますので、予めご了承ください。
またお住まいの近くに店舗がない場合はダイレクトショップでも販売を行っております
Direct Shop → http://prhythm-store.net/ 


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January 12, 2016

次世代の新素材「パワーウール」とは?

「パワーウール(POWER-WOOL)」という新素材はご存知でしょうか?
実はポーラテック社が15/16FWから販売を開始したベースレイヤー素材です(国内では Teton Bros. が15SSから先行販売を行っています)。
P.RHYTHMも今期リニューアルしたベースレイヤーに採用しています。

ウールには天然の吸湿性・ストレッチ性・抗菌防臭効果に加え、素材自体が温度調整機能を持っているため吸着熱による適度な保温性を持続することができます。
ベースレイヤーには最適な素材として認知されていますが、一方では「破れやすい」「肌ざわりがチクチクする」というデメリットを指摘する声も多数あったのも事実です。


Power-Wool_Illust

ポーラテックがリリースした「POWER WOOL(パワーウール)」は、肌に直接触れる裏側にウール、外気や他のウェアと触れる表側にはポリエステル配した “ハイブリッド(ダブルフェイス)構造” にすることでウールのデメリットを解消し、ウールと化繊のメリットをバランス良く融合することに成功しました。
ウール本来が持っている特性を残しつつ、耐久性・速乾性の高さ等の化繊の特性も兼ね備えています。

[POWER-WOOL 裏面(メリノウール)]
PRM-16322-06
パワーウールに使用している糸は15.5マイクロンという超極細の “スーパーファインエクストラ・メリノウール” をグリッド(格子)状に編みこんでいます。グリッド状にすることで、肌に接するタッチポイントから素早く汗を吸湿して、表面のポリエステル層に拡散します。また細かいグリッドのすき間に空気層ができるため、速乾性と保温性を高めることができます。

[POWER-WOOL 表面(ポリエステル)]
PRM-16322-05
ポリエステルの一番の特徴は、親水性がないため汗や水分を素早く拡散して乾燥させる能力が高いことです。また天然素材のウールと比較すると強度に優れ、耐久性・耐摩耗性・耐ピリング性が高いことがメリットです。さらにパワーウールに採用しているポリエステル面は表面がフラットなため、生地自体の滑りがよく、他の素材とレイヤリングしてもライディングやハイクアップの際に身体の動きを妨げることがありません。

[実際の着用感]
実際にパワーウールを着用してみると、不思議な事に「着ている感覚」がほとんどありません。
一般的なスーパーエクストラファイン・メリノウールが17.5〜16.5マイクロンという太さですが、パワーウールは15.5マイクロン
という超極細のウール糸(ほとんどカシミヤの細さ)を使用していることもあり、非常に肌ざわりが良く、汗が留まるような感覚やベタつくこともなく、ドライな状態をキープし続けてくれます。
化繊のみのベースレイヤーは「ドライな感覚」はあるのですが、気温が低い状況では「汗冷え」がおきることもあります。
パワーウールの場合は汗をかいた後も「適度な保温性」が持続するため、急な汗冷えがおきる可能性は低いのではないかと思います。
今まで化繊・ウール、どちらの素材も満足できなかった方に、次世代の繊維といわれている画期的な新素材「パワーウール」を使用していただければと思います。


[製品情報]
POWER-WOOL BASE CREW / PRM-16322
Size:XSw(Women's), M, L
Color:FLINT(GRAY) ※1カラーのみ
Price:14,000+TAX
PRM-16322-03

POWER-WOOL BASE PANTS / PRM-16423
Size:XSw(Women's), M, L
Color:FLINT(GRAY) ※1カラーのみ
Price:12,000+TAX
PRM-16423-03


製品の詳細につきましては、オフィシャルサイトを参照ください。
Official Site → prhythmouterwear.com

パワーウール製品はP.RHYTHM取扱いディーラーの中でも一部店舗のみ販売を行っております。
取扱いがない店舗もございますので、予めご了承ください。
またお住まいの近くに店舗がない場合はダイレクトショップでも販売を行っております
Direct Shop → http://prhythm-store.net/





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October 23, 2015

15/16 ニューモデル出荷開始

15/16モデルをご予約いただいている皆様、お待たせしました。
海外の生産工場から先週日本に到着し、10/19(月)〜10/20(火)に各地のディーラーへ発送しました。
今週末には店頭に並ぶことになると思いますので、ちょっと気になっていたという方も、早めに足をお運びいただければと思います。
ご予約いただいたお客様の中では、既に引き取りに行かれた方もいらっしゃるようで、FacebookやInstagramに写真がアップされています。ほとんどがリピーターのユーザーさんですが、買い替えでまた P.RHYTHM を選んでいただけるのはウレシいですね。

ニューモデルの説明や特徴はこのブログで3月にアップした記事「P.RHYTHM 15/16 Model Features」を参照ください。

今回はニューモデルのランナップからカタログに掲載していないカラーリングを紹介します。

PRM-16104 PEAK JACKET (BLACK)
PRM-16104 PEAK BIB (STONE)
Fujiten-02_PEAK

PRM-16102 SMILE JACKET (BLUE×NAVY)
PRM-16222 YOTEI PANTS (TURQUOISE)
Fujiten-03_SmileYotei

PRM-16102 SMILE JACKET (BLACK×BLUE)
PRM-16211 COURSE GUY PANTS (BROWN)
Fujiten-04_SmileCouseguy

PRM-16103 P.ULLOVER (NAVY×TURQUOISE)
PRM-16213 LAUGH PANTS (MOSS)
Fujiten-05_Pullover

そして今シーズンからキッズ用のウェアもスタートします。
PRM-16505J NUTS JACKET (TURQUOISE)
PRM-16625J NAUGHTY PANTS (MOSS)
Kids-Wear_NUTS


あと1カ月もすると本格的にスキー場がオープンし始めます。
まだまだ先のことだと思っているうちにシーズンはすぐそこまで来ていました。
楽しみですね。2015/2016シーズンもよろしくお願いします!

Fujiten-01
15/16モデルの詳細や取扱いショップの情報はオフィシャルサイトをご覧ください。
http://prhythmouterwear.com








gakumklog at 14:47|PermalinkTrackBack(0) Share on Tumblr Clip to Evernote

July 04, 2015

15/16モデルのオフィシャルサイト更新しました!

Web-Site_Renewal

オフィシャルサイトを15/16モデルに更新しました。
リニューアル第一弾はアウターウェアのみを掲載しています。
その他のベースレイヤー・ミッドレイヤーは後日更新していきますので、しばしお待ちください。

Official Site URL → http://prhythmouterwear.com

先日アップした15/16モデルの変更点や特徴を説明した記事も合わせてご覧ください。

15/16モデルは8シーズン継続してきた生地から新素材に変更したことが何よりも重要なことですが、定番カラー・デザイン・シルエットはそれほど変えていません。
とはいえ、いつも通りぱっと見では分からないところに修正を加えたり、細かい仕様を変更しています。

簡単にいってしまうと「ウェアは軽くなったけど、細かいディテールを修正して強化したよ!」という感じです。
是非オフィシャルサイトとブログをチェックしてみてください。

15/16シーズンもよろしくお願い申し上げます。

P.RHYTHM outerwear
Director 木村


gakumklog at 20:21|PermalinkTrackBack(0) Share on Tumblr Clip to Evernote