January 02, 2020

“POLARTEC POWER STRETCH PRO” ミッドレイヤーのお話し

あけましておめでとうございます。
年が明けてようやく冬らしいコンディションになって来ました。
いよいよ本格的なシーズンに入りますが、これからの季節に重要になってくるミッドレイヤーの紹介したいと思います。
先日はベースレイヤー(POWER WOOL GRID)の紹介をしましたが、ベースレイヤーの上に重ね着するのがミッドレイヤーです。「保温性を保つ」のがミッドレイヤーの一番の目的です。

P.RHYTHM のミッドレイヤー素材に、17/18シーズンから「ポーラテック パワーストレッチ・プロ」を採用しています。
昨年までは「BLACK」でしたが、今シーズンモデルは「NAVY」にカラーを変更しています。
パワーストレッチ・プロという同じ名前の素材ですが、今シーズンの19/20モデルは新しい素材に変更しました。 昨年までのものは表面に少し光沢がありましたが、今シーズンモデルは表面がマットな仕上がりになり、素材そのものが柔らかい質感になり着心地が良くなっています。

19/20 POWER STRETCH PRO “表面”
PS-Pro_Face1

19/20 POWER STRETCH PRO “裏面”
PS-Pro_Back1

1. POLARTEC パワーストレッチ・プロ ってどんな素材?
Power_StretchPro_rev

POLARTECRパワーストレッチプロは、優れた保温性と伸縮性からミッドレイヤー素材として国内外から絶大な信頼を得ているポーラテック社独自のダブルフェイス構造の素材です。
身体をつつみ込むように4方向に伸縮し、やわらかくあたたかいのが特徴です。
表面にはポリエステルにナイロンを34%混紡しているため、一般的なフリース素材と比較すると耐久性・耐摩耗性・耐ピリング性が非常に優れています。また伸縮素材のライクラを10%混紡することにより、伸縮性を高めています。さらに生地表面がフラットなため生地自体の滑りがよく、他の素材と重ね着(レイヤリング)しても、引っかかりがなくスムースに動くことができます。 
裏面はポリエステル起毛となっており、肌ざわりが良く保温性に優れている。
さらにこの特殊なダブルフェイス構造により、湿気を素早く吸収して表側に拡散する。


2. 通常のパワーストレッチとプロの違いは?
パワーストレッチという名称は同じでも、厚さや原材料の混紡の比率によって数種類のパワーストレッチがあります。その中でも「プロ」という名前が付いている素材は別の素材としてカテゴライズされています。通常のパワーストレッチは表裏ともに「ポリエステル」ですが、パワーストレッチ・プロの場合は「生地の表面にナイロンが混紡されている」ところです。
ナイロンはポリエステルと比較すると、引っ張り強度と摩擦に優れています。つまり生地表面の耐久性と耐ピリング性が高いというのがメリットになります。



[製品情報]
19/20モデルでは縫製工場が変わった関係で、型紙(パターン)を作り直しています。
サイジングは変わりませんが、さらに動きやすく着心地が改善されました。
ファスナーの引き手も新しいタイプに変更しています。


Size:XSw(Women's), S, M, L
Color:NAVY ※1カラーのみ
Price:\22,000+TAX
PRM20311-01
昨年モデルよりも襟の高さを1cm高く修正しています
PRM20311-05

PRM20311-03

Size:XSw(Women's), S, M, L
Color:NAVY ※1カラーのみ
Price:\22,000+TAX
PRM20312-01
フード(バラクラバ部分)のパターンを頭の形によりフィットするように修正しています。
PRM20312-02

PRM20312-04
Size:XSw(Women's), S, M, L
Color:NAVY ※1カラーのみ
Price:\14,000+TAX
PRM20410-01
PRM20410-02

製品の詳細につきましては、オフィシャルサイトを参照ください。
Official Site → prhythmouterwear.com





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